本日は決算都市整備領域での質問を行いました。
48分間の質問時間を薗部区議とコンビで
質問いたしました。
薗部区議が先発し最後の質問が
耐震診断などの目標を4割しか達成できなかったことへ対しての
厳しい指摘で終わりを迎えたので
その流れを引き継ぎ決算書を見ながら
集中豪雨対策として進めていた
雨水浸透設備の設置が目標の半分にも達していなかったことを指摘、
区の評価文章には
「一定の効果を出すことができた。」
と書いてあったので
お手盛りすぎるので自らに厳しくすべきと主張いたしました。
次に区民参加のまちづくりをテーマにしました。
ここ数か月、
特に若い世代の区民参加が少ないことを何とか変えていきたいという
おもいから視察と研究を重ねてきました。
その中でも松戸市のフューチャーセンターを取り上げて説明しました。
(視察の内容は以下をご覧ください。)
http://fujiimana.exblog.jp/25912732/また研究してきたハッカソンについても説明しました。
選挙の時にも公約として
区民による区民のための「まちづくりコミニティハッカソン」を開催、し
防災を促進するアイディアを広く区民から募り、区立学校と大学とも連携する
と書きました。
ハッカソンはハックとマラソンを合わせた混成語IT系の会社よく行っていますが
主題に関する一つもしくは複数のプレゼンテーションで始まり、
個々の関心ごとや技能に基づきアイデアを出したりチームを結成し、
終わりには結果を示したデモンストレーションを行ったりする。
facebookの社内ハッカソンでいいね!ボタンが考え出されたそうです。
https://www.facebook.com/setagaya.mana/ハッカソンは若い世代の新たなイノベーションととらえています。
世田谷区の若い世代に区政に参画してもらえるきっかけにしてもらいたい
というおもいで区に研究してみてほしいと提案いたしました。
続いて世田谷区にも増えてきた高層マンションの防災について
質問いたしました。
まず区内に高層マンションはどれくらいあるのか?
(港区の例では高層マンションは20階以上を設定しています。)
区側の答弁は
「マンションすべての戸数はわかりますが、高層マンションの戸数はわかりません。」
データとして持っていてもよいとおもうので調査をお願いしつつ、
防災をテーマとして取り扱っていることの多い
マンション交流会の回数を多くしていることに対しては評価しました。
そして、
そのマンション交流会と町会自治会とが連携した
防災訓練の実施などを提言いたしました。
次に京王線駅前再開発について質問。
連続立体交差事業がすすんでいくと
明大前駅と千歳烏山駅前の再開発が行われますが、
この計画をどのように進めていくかの進捗状況をまず質問。
そして駅前広場にバスロータリー、タクシープール、さらには
区の計画に入っていない物流の荷捌き所の設置を要望しました。
最後に区内の点字ブロック事情を問いただしました。
駅では三軒茶屋、駒沢大学、池尻大橋駅、
まちでは福祉のまちと言われている梅丘。
jis規格で点字ブロックの基準が新しくなったのが平成13年、
以前の基準の点字ブロック、
間違った点字ブロックの設置、
日本全国でも報告例が多く取り上げられていることを考えても、
世田谷区ももう一度総点検をする必要があるのではないかと投げかけました。
区の答弁は
「まずは指摘された梅丘から点検してまいります」
これで今回の決算特別委員会での出番は終わりました。
企画総務、福祉保健、都市整備と
全ての領域で防災を中心テーマに据えて
質疑してまいりました。
今後も
障がいを持った皆様の政策同様、
防災にも力をいれて取り組んでまいります。
全く関係ないですが、
先日の新聞記事で
毎年多くの人でごった返し危険性が叫ばれている
年明けのスクランブル交差点を
閉鎖的にするのではなく車の侵入を止め、
逆に開放しようと検討しているとのこと。
簡単にいうとそのほうが事故を防ぐのが楽ってことですね。
逆転の発想ビバ。