毎年書かせていただいている通り区内には固定の日付で盆踊りが開催される
場所が全体の2割くらいあります。
8月3,4日は緑泉公園の盆踊り。
というわけで行ってきました。
駒澤大学でおこなった太鼓教室に来ている子ども達も多く、
太鼓を叩く機会はありませんでしたが、
時おり風が流れ涼しさを感じる風流な盆踊りとなりました。
この時期になると
「菊次郎の夏」を思い出します。
音楽もそうですが、景色や縁日や人の老い。
時間をかけて作られ、
時間をかけて変わっていく美しさを感じます。
主人公の子は演技がうまいとは思いませんが、
となりにいるビートたけしのいつもとかわらないしゃべり方など
から棒読みのセリフがだんだんキャラになっていきます。
海岸線が左右に切り替わったり、
「え!」
と思う場面が多くあるのですが、日本という国の地形だと
ありえるかな、なんて思ったり、
日本人には当たり前になってしまったビートたけしのキャラを知らない
日本語のわからない外国の方が字幕でみればかなり神秘的に写るんだろうな
と思ったりした記憶があります。
それぞれでとらえ方が違うのだろうなと。
盆踊りを見ながら思い出したので書いてみました。
あの子役は今何をしているのでしょうか。