本日は第4回定例会最終日です。
日程18では
教育委員の同意案件に対して区長に質問しました。
教育委員の同意案件は慣例化してしまっていて
何も審議せずに
何も議論も起こらず、
教育委員がどんな方なのかもわからずに決まってしまっています。
こういった古い慣習、なあなあの議会運営ではなく
どんな案件に関しても真剣に議会で考えていくべきではないだろうか
という強い気持ちから質問しました。
以下質問文章です。
教育委員は世田谷の教育を担う存在として大きな存在であると思います。
これからの世田谷を担う子ども達の教育を考えるということは
世田谷の未来を考えるとも言えるのではないでしょうか。
この教育委員を決めるにあたり今まで区議会では具体的なアプローチをしてきていない
と思います。先の決算特別委員会でも教育委員長を呼んで質疑したことにも表れておりますが、我が民主党では教育委員の役割を非常に重要だと考えています。
今回、任命権者の区長に新たに決まる教育委員に関して質問することによって
議会がより教育委員に対して深く考え、また教育委員の方、本人にも
責任の重さを感じていただくため、さらには我が会派が教育委員に的確であるかを
判断するために質問をしていきたいと思います。
区長にお伺いします。
区長は新しく教育委員になる方を任命するわけですから、
良くご存知のことだと思います。
新しく任命されようとしている教育委員の方はどのような教育理念をお持ちなのでしょうか。どういった経緯でどのような視点で区長がこの方を選んだのかお伺いします。
都議会では以前、わが民主党が米長邦雄氏の教育委員案件の際、反対いたしました。それは米長氏の考え方が事前にわかり、考え方が偏っていると判断したので反対いたしました。しかし、今回、経歴以外は人となりが分からないというのが我が会派の率直な思いです。
世田谷区の特色である、9年教育、教科日本語についてのお考え、そして教育行政全般をどのように考えているのか。今後の教育委員会をどのように改革していくのか。また世田谷区の教育はどのようなビジョンをもっていくべきなのかなど、
新しく任命されようとしている方は、世田谷区の教育についてどのような見識をお持ちで、今後の教育行政に貢献していこうと考えておられるのか、区長のご所見についてご答弁ください。
以上
区長はその新しい教育委員の人となり、考え方を答弁していましたが、
こういったやり取りをしていくことを重視した質問でしたので
案件には同意し、本会議は終了しました。
今年も委員会を残して定例会をすべて終了です。
来週からは区民の皆様を回ってさまざまな意見をお伺いしにいこうと
思っています。
その第一弾が
来週のタウンミーティングですので、
ぜひともご参加いただきたいと思います。
12月10日木曜日19時~
給田地区会館で開催します。